日本のHIPHOPグループのTERIYAKI BOYZ(テリヤキ・ボーイズがアルバム「SERIOUS JAPANESE」をリリースしたが、そのアルバムに対して強烈に怒っている2人のラッパーがいる。
そのラッパーとはSEEDAとOKI(GEEK)だ。この2人がTERIYAKI BOYZ(テリヤキ・ボーイズ)をラップでDISっている。
まずTERIYAKI BOYZ(テリヤキ・ボーイズ)を知らない人のために簡単に説明しよう。
TERIYAKI BOYZ(テリヤキ・ボーイズ)はHIPHOPのグループでメンバーは、ILMARI、RYO-Z、VERBAL、WISE、NIGOの5人からなる。
NIGOがDJであとの4人がMCである。ILMARIとRYO-Zはリップスライムのメンバーで、VERBALはM-FLO、WISEはAPE SOUNDS所属で、NIGOはAPEのプロデューサーだ。
TERIYAKI BOYZ(テリヤキ・ボーイズ)の曲をしっかりと聞いたことはないが、個人的な感想としてこのメンバーを見てあまりリアルなHIPHOPをイメージできない。
リップスライムと今のM-FLOは何となくキャッチーでみんなに受けそうな曲というか、売り目的で作られているような印象を受ける。NIGOってそもそもDJうまいのかどうかも知らないし。これらはあくまでも個人的な感想なので気にしないでね。
TERIYAKI BOYZ(テリヤキ・ボーイズ)は今回のアルバムが2枚目で、今までカニエ・ウェストやネプチューンズがプロデュースしていて、かなり豪華なメンツだ。
そんなプロデューサー人を迎えて作られた音楽が悪いわけない。今回のアルバムSERIOUS JAPANESEもカニエウエストらが参加している。
そんな彼らにラップで攻撃を仕掛けたのが、SEEDAとOKIだ。SEEDAはB-BOY PARKのMCBATTLEにも参加したことのあるバイリンガルラッパーだ。一方OKIはGEEKというラップグループのMC。
今回のBEEFだけど、SEEDAがTERIYAKI BOYZのアルバムを、VERBALのラップがいいと思って買ったのにガッカリだというところから始まる。
VERBALのラップがいいと思って買ったということは、VERBALのラップのスキルを認めてはいるのだろう。
そして机に5個のテリヤキバーガーを並べて潰していくなどかなり煽っている。さらにラップのリリック(歌詞)も結構奇抜だ。でも買ったCDが期待外れだったからってここまでキレなくてもいい気もするが、まぁ見てる方としてはたまにはこんなのがあってもおもしろい。
最近はほんとHIPHOPかぶれのやからが多いからどんどんDISってくれないかなー。日本人ラッパーのBEEFと言えば、以前、ZEEBRAがドラゴンアッシュのKJをdisったり、ブッダブランドのDEVLARGEがK DUB SHINEをDISったのもおもろかった。
ラップでDISられたらラップでDISり返すのが、一応礼儀だろうから、TERIYAKI BOYZからのアンサーソングをぜひとも聞きたい。
まぁラップは言葉のバトルだから、くれぐれもけんかのないようにラップで正々堂々と勝負してほしい。みんなは、TERIYAKI BOYZをどう思う?
SERIOUS JAPANESE(初回限定盤)(DVD付)
SEEDAのアルバム:グリーン