Acer Veriton S461というデスクトップPCを使用しているんですが、最近調子が悪くなり、電源を入れても電源ランプは付くのですが、BIOSすら起動しなくなってしまいました。
それで電源ケーブルを抜いてしばらく放置したり、メモリーを抜き差ししたりしていたらなんとか起動するようにはなったんですが、起動時に出る英語の文字の下の方に、赤い文字で
「Press F1 to continue boot」
「Warning! Your chassis has been opened」
と表示されるようになりWindowsが起動しなくなってしまいました。
起動する度にいちいちF1キーを押していたんですが、面倒なので原因を調べてみました。すると同じような症状が出ている方を発見!参考にさせてもらいました。
英語で書かれている通りで、本体のふたが開けられましたという警告のようです。
ふたを開けたら警告が出るなんて今まで見た事無かったんですが、最近ではセキュリィに関しても厳しくなっていますし、HDDなんかを抜いたりする人がいないとも限らないので、ふたを開けたら警告がでるように設定されているんでしょうね。
自分でふたを開けたので警告は必要ないし、BIOSの設定で非表示に出来るようなのでやってみました。
参照したブログの手順としては、まずBIOSの画面に入り「BIOS Security Features」を選択します。
その中の下の方に、警告にも表示されている「Chassis Opened Warning」という項目があるので、その項目の設定を変更します。
ですが私の場合、「BIOS Security Features」という項目がありませんでした。
まずDeleteキーを押してBIOSの設定画面に入り、探してみると「PC Health Status」の中に「Chassis Opened Warning」がありました。そしてそれを「Enabled」から「Disabled」に変更しました。
デフォルトは「Enabled」になっていて、ふたが開けられると警告する設定になっています。
「Disabled」にすると今後ふたが開けられても警告しなくなります。
ちなみにもう1つ設定項目があり、「Clear」にすると現在表示されている警告がクリアされ表示が出なくなりますが、またふたが開けられるとまた警告が表示されます。
セキュリティ的には「Clear」にしておいた方が良いのでしょうが、私の場合は今後ふたを開けても警告が出ないように「Disabled」にしました。
設定後はF10キーを押し設定を保存します。
そして再起動すると無事「Warning! Your chassis has been opened」は出なくなりました。